WordPressを始めるにはいくつかのステップが必要であり、初心者にとっては少々ハードルが高いこともあります。特に、最初の設定で見逃しがちなポイントが多々あるため、注意が必要です。エックスサーバーやConoHa WINGといったレンタルサーバーを利用すれば、WordPressそのものは無料でインストールすることができます。このガイドでは、全面的に初心者の方を対象として、WordPressの基本的な導入方法や、ブログの構築手順についてわかりやすく解説していきます。
WordPressを始めるのは一見すると難しそうに思えますが、初心者がステップバイステップで進めるための基本はちょっとした理解で済みます。レンタルサーバーとしては、エックスサーバーやConoHa WINGといったサービスを活用すれば、手軽にWordPressを無料でインストールすることが可能です。このガイドでは、初めての方でも安心して始められるように、WordPressの導入手順やブログ作成の基本について、わかりやすく解説していきます。
WordPressは、ウェブ開発の専門知識がなくても、簡単にブログサイトを立ち上げ運営できるよう設計されたコンテンツ管理システム(CMS)です。ブログ執筆のプラットフォームとしては非常に優れており、特に初心者にとって使いやすいと言われています。さらに、WordPressの運用スキルを身につければ、自分のブログを通じて収益を上げることも可能で、多忙な会社員でも副業として効率的に活用できるツールとなるでしょう。
WordPressでブログを始める前に、WordPressのポイント3つを把握しておきましょう。
WordPressの魅力は?
WordPressの最大の魅力は、プログラミング知識がほとんどなくても、ブログを立ち上げることができる点にあります。
一般的に、ブログやウェブサイトを作成するには、HTMLやCSSといったプログラミング言語を理解し、コードを書き上げる必要があります。しかし、このプロセスには専門知識と経験が必要であり、初心者には高いハードルとなってしまいます。
その点、WordPressはCMS(コンテンツ管理システム)の一種であり、初心者にも親しみやすいツールです。ユーザーは「エディター」と呼ばれるシンプルな編集画面でテキストを入力するだけで、手軽にブログ記事を作成することができます。また、多彩なテンプレートやプラグインを活用することで、デザインや機能を簡単にカスタマイズすることができ、自分だけの独自のブログやウェブサイトを構築することが可能です。
つまり、専門的な技術を学ばずとも、WordPressを利用することで、誰でも簡単にウェブの世界に足を踏み入れることができるのです。
ウェブサイトの記事のデザインを整えるための装飾機能は、ボタン一つで簡単に設定できます。たとえば、文字のスタイルを変えたり、枠線を追加したり、カラー付きのボックスを背景に使ったりすることが可能です。また、画像や動画の挿入も手軽に行えます。
WordPressを始める際には、通常はレンタルサーバーを利用してインストールするのが一般的です。これらのレンタルサーバーには、あらかじめWordPressに最適化された機能が組み込まれており、初心者でも簡単な設定を済ませるだけで、本格的なブログ運営をスタートできます。
WordPressのインストールにおいて注意すべきポイントとして、WordPressの公式サイトから直接ダウンロードするバージョンは無料で利用できますが、機能に制限がある点があります。特に初心者が陥りやすい誤りですが、プラグインや高速化オプションなどの制約があるため、フル機能を活用したい場合は、必ずレンタルサーバー経由でインストールすることをおすすめします。この手順を踏むことで、より快適なブログ運営が可能となります。
WordPressを使い始めるための基本ステップ
WordPressでサイトを立ち上げる際には、以下のような手順が一般的です。
1. レンタルサーバーの契約
2. 独自ドメインの取得
3. WordPressのインストール
この手順を踏むことで、初心者でも簡単にWordPressサイトを始めることができます。
初心者に特におすすめなのが「エックスサーバー」です。エックスサーバーは、レンタルサーバーを申し込むとともに、独自ドメインを無料で提供しています。このように、同じサービス内でサーバーとドメインを一括で取得できると、初期設定の手間が格段に減ります。
WordPressを始める前に基本的な流れや仕組みを理解しておけば、ブログ初心者でもスムーズにスタートを切れます。さらに、WordPressブログは収益化も可能なため、副業としても非常に有用です。
WordPressを始めるために必要な準備と費用
WordPressブログを始めるには、以下の3つのアイテムとその費用を理解しておく必要があります。
まずはパソコンです。スマートフォンでもWordPressを管理することは可能ですが、インストールや初期設定、記事作成などはパソコンの広い画面を利用する方が効率的です。
次に、レンタルサーバーが必要です。これはインターネット上であなたのブログを公開するためのスペースで、月々およそ1,000円、年間で約12,000円が必要となります。
最後に、独自ドメインを取得します。これはあなたのブログの住所に当たるもので、およそ年間1,000円から3,000円の費用がかかります。
WordPress自体は無料で利用できるソフトウェアですが、実際にブログを運営するためにはこれらの費用が発生します。また、WordPressはレンタルサーバーにインストールして初めて使えることになります。
まとめると、WordPressでブログを始めるための初期費用の目安は、レンタルサーバーの年間費用12,000円と独自ドメイン費用数千円程度です。これであなたのブログ運営がスタートできます。
WordPressでブログで収益化する方法
WordPressでブログを収入を得るなら、アフィリエイトがお勧めです。
アフィリエイトとは、あなたのブログを通じて商品やサービスが購入されることで、紹介料や手数料を得るビジネスモデルです。
WordPressでアフィリエイトブログを始める際には、まず広告主との仲介を行うASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録し、自分のブログに適した案件を探す必要があります。
特にブログ初心者にすすめたいASPは以下の3つです。それぞれのASPに登録し、あなたのブログに最適なサービスを見つけることで、効果的な収益化が期待できます。
1. **A8.net** – 日本最大級のASPで、豊富な案件数と高い信頼性が魅力です。
2. **afb** – 美容・健康関連の案件が多く、女性向けブログに特におすすめです。
3. **もしもアフィリエイト** – 国内外の多様な案件が揃っており、初心者にも使いやすいUIが特徴です。
これらのASPを活用して、あなたのブログを効果的にアフィリエイト収益化していきましょう。
エックスサーバーを活用したWordPressブログの始め方
エックスサーバーを用いてWordPressブログを立ち上げる方法をご紹介します。この過程は5つの主要な手順に分けられます。
1. レンタルサーバーの契約
2. 独自ドメインの取得
3. サーバーとドメインの連携設定
4. WordPressの簡単インストール機能の利用
5. WordPressへのログイン
これらの手順は一見すると複雑に見えるかもしれませんが、基本的なポイントと全体の流れを把握すれば、意外と簡単に進めることができます。
各手順について具体的な画像と共に詳細に解説しているので、この記事を読み進めながら順を追って作業を行うことでスムーズにWordPressブログを始められます。是非、落ち着いてひとつずつ進めてみてください。
WordPressを始めるために必要な3つの要素
WordPressを利用してウェブサイトを作成するためには、以下の3つの基本要素が必要です。
1. パソコン:まずはコンテンツを作成・編集するためのパソコンが必要です。デスクトップでもノートブックでも、お好きなものを使用できます。
2. レンタルサーバー:ウェブサイトのデータを保存し、インターネット上でアクセスできるようにするためには、サーバーが必要です。レンタルサーバーは手軽に始められるため人気があります。
3. 独自ドメイン:あなたのウェブサイトのアドレスに相当するもので、訪問者がサイトにアクセスするためのURLです。個性的で覚えやすいドメイン名を選びましょう。
多種多様なレンタルサーバーが存在するため、どれを選ぶべきか悩むこともあるでしょう。特に初心者はこの選択に時間をかけがちです。
本記事では、特に利用者が多くブロガーやアフィリエイト事業者に評判の高いエックスサーバーを使用して、WordPressの始め方を詳しくご紹介します。これにより、スムーズにウェブサイトを立ち上げる手助けとなるでしょう。
①レンタルサーバーの契約
WordPressの初心者が最初に取り組むべきことは、WordPressブログの基盤となるエックスサーバーの契約です。このサーバーは、高速なパフォーマンスと優れたセキュリティ対策で定評があります。
エックスサーバーを契約する具体的な手順は以下の通りです。
まず、エックスサーバーの公式サイトにアクセスし、申込みボタンをクリックします。このサーバーが選ばれる理由はそのスピードとセキュリティの高さです。
次に、「はじめてご利用のお客様」という項目の中から「新規お申込み」を選んでください。
申込みフォームに進み、各種情報を入力します。サーバーIDは既定のもので構いませんが、自分で設定することも可能です。覚えやすいIDを作成するのも一案です。
次に進むためには必要な個人情報を入力します。入力する情報は以下の通りです。
– メールアドレス
– パスワード(アカウントへのアクセスに必要ですので、忘れないようにメモしておきましょう)
– 登録区分: 個人の場合は「個人」を選択します
– 名前とそのフリガナ
– 住所
– 電話番号
全ての情報が正しく入力されていることを確認したら、「次へ進む」をクリックします。
登録したメールアドレスに「エックスサーバーアカウント」の確認メールが届きます。このメールには6桁の確認コードが含まれています。このコードをエックスサーバーの申し込みフォームに入力しましょう。この時点で、入力内容に修正が必要な場合は、修正も行ってください。
次に進むステップでは、SMS認証もしくは電話認証が必要です。
– SMS認証の場合は、ショートメッセージで確認コードが送られてきます。
– 電話認証の場合は、自動音声により認証コードが通知されます。
どちらの方法でも、受け取った確認コードを申し込みフォームに入力し、認証を完了させます。
最後に認証が成功すると、登録したメールアドレス宛にIDやパスワードが含まれた重要なメールが届きます。このメールにはログインや問い合わせ時に必要となる情報が含まれているため、大切に保管してください。
プラン選択に関しては、個人ブログであれば「スタンダードプラン」が最適です。さらに、WordPressクイックスタート機能については、今回10日間の無料お試し期間を利用するため、チェックを外しておきましょう。しかし、すぐにブログを始めたい超初心者には、このクイックスタート機能を利用するのも良い選択肢です。
10日間の無料期間でWord Pressをインストールした際、本契約後もブログの情報をそのまま引き継げます。
以上の手順を踏むことで、スムーズにエックスサーバーを契約しWordPressの世界に足を踏み入れる準備が整います。
下記の記事に、初めてのレンタルサーバーの選び方とおすすめについて、解説しています。
②独自ドメインの取得
エックスサーバーを契約した後には、エックスサーバードメインを利用して独自ドメインを取得することをお勧めします。このプロセスでは、サーバーとドメインの結びつけが非常に簡単に行えるだけでなく、主要なドメインをたった1円で取得することが可能です。ただし、最初の手順でキャンペーンを利用してエックスサーバーを契約している方は、すでに独自ドメインが付帯されています。そのため、直接手順③「サーバーと独自ドメインを結びつける」に進んでください。
エックスサーバーで独自ドメインを手に入れる方法は次のように進めます。
- 必要なドメインを探してみる
- ドメインを購入し、料金を支払う
ドメインURL「https://◯◯◯◯.com」の「◯◯◯◯」部分は独自に決定します。あなたのブログの内容やテーマに合った名前を選ぶと良いでしょう。
例えば、投資に関するブログなら「https://investwisely.com」というようなドメインが考えられます。ブログの内容や魅力を表現できる名前を考えましょう。
③サーバーと独自ドメインの連携設定
エックスサーバーとお持ちの独自ドメインを連携する方法をご紹介します。
まず、エックスサーバーのアカウントにログインし、「サーバー管理」メニューからサーバーパネルに進みます。
サーバーパネル内で「ドメイン設定」を選択します。ここには「ドメイン設定一覧」と「ドメイン追加」のタブがありますので、「ドメイン追加」ボタンをクリックしてください。次に、事前に取得していた独自ドメインを入力します。
次の2つのオプションにチェックが入っていることを確認し、「確認画面へ進む」をクリックしましょう。
– 無料独自SSLを利用する
– 高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
これでエックスサーバーと独自ドメインの連携作業は完了しました。サーバーパネル内の「ドメイン設定一覧」に戻り、追加したドメイン名の横に「反映待ち」と表示されていることを確認します。
ドメインが反映されるには、およそ30分から1時間かかることがあります。この間、焦らず待つことが大切です。
「反映待ち」の状態でもWordPressのインストールは可能ですので、そのまま次の手順に進んでください。サーバーパネルはこの後も使用しますので、閉じずに開いたままにしておくと便利です。
④WordPressを簡単にインストールする方法
「WordPress簡単インストール」機能を活用し、エックスサーバーにWordPressを導入する手順を紹介します。
まず、サーバーパネルのメニューから左下に位置する「WordPress簡単インストール」を見つけ、クリックします。
次に、WordPressの導入手順の一環として前のステップで関連付けたドメイン名の右側に表示される「選択する」をクリックし、「WordPressインストール」を選定します。
この方法を使えば、簡単にエックスサーバー上にWordPressをセットアップできます。時間と労力を節約し、早速ブログ作成やウェブサイト運営を始めましょう。
WordPressインストールに必要な内容を入力します。
それぞれ下記の内容を入力しましょう。
項目 | 入力する内容 |
サイトURL | そのまま |
ブログ名 | ブログの名前(後で変更できる) |
ユーザー名 | WordPressにログインするID(絶対にメモする) |
パスワード | WordPressにログインするパスワード(絶対にメモする) |
メールアドレス | あなたが使っているメールアドレス |
キャッシュ自動削除 | そのまま |
データベース | 「自動でデータベースを生成する」 |
テーマ | 「WordPressデフォルトテーマを選択」 |
テーマとは
ブログのデザインをどう決めるか?
ブログの見た目を決める際に重要なのが「テーマ」です。これはWordPressにおいて、サイト全体のデザインやレイアウトを設定するためのテンプレートのことを指します。初めてブログを立ち上げる場合は、後から簡単に変更可能なので、まずは「WordPressデフォルトテーマ」を選択するのが無難です。これにより、基本的な操作を学びつつ、自分のブログスタイルを見つけることができます。
すべての情報を正確に入力し終わったら、「確認画面へ進む」を選んでください。入力内容をよく確認し、間違いがなければ「インストールする」をクリックします。
もし入力に誤りが見つかった場合は、「戻る」をクリックして前の画面に戻り、修正を行ってください。
ユーザー名とパスワードは、WordPressへのログインに必要となります。これらの情報は忘れないように、必ずメモに残しておきましょう。
⑤WordPressへのログイン方法
「インストールする」ボタンを押した後に表示される「http://ドメイン名/wp-admin」というURLを開きます。
次に、④で設定したWordPressのユーザー名とパスワードを入力して、ログイン画面からWordPressにアクセスしましょう。
インストールが無事に終了したのであれば、あなたのWordPressサイトはすでにインターネット上に公開されています。最初の設定を済ませたら、さっそくブログ記事の執筆を始めましょう。
WordPressがインストールできていないかも⁉︎
WordPressをインストールした直後は、ドメインのネームサーバー設定が反映されるのに時間がかかることがあります。そのため、アクセスしようとしてもページが表示されない場合があります。
特にブログを初めて立ち上げる方にとっては意外な落とし穴ですが、「このサイトにアクセスできません。」といったメッセージが表示されても慌てる必要はありません。時間が経つと通常通りアクセスできるようになるので、少し待ってみてください。
WordPressをインストールした後に行うべき初期設定
WordPressをインストールした後に行うべき初期設定について説明します。以下の9つの項目を最低限カバーしておくことで、ブログの運営がスムーズに進行します。
まず、①サイトのURLが正しく設定されているかを確認しましょう。次に、サイトのセキュリティを確保するために②SSL(HTTPS)を有効にすることが重要です。この段階で、③パーマリンクの設定も最適化しておくとSEO効果が高まります。
続いて、④ブログのタイトルを決めるとともに、自分のブランドやコンテンツに合った⑤WordPressテーマを選ぶことが必要です。また、ブログの分析を行うために⑥Googleアナリティクスをセットアップし、サイトのパフォーマンスを向上させるための⑦Googleサーチコンソールも設定しておきましょう。
さらに、サイトに機能を追加するための⑧プラグインのインストールも忘れずに。そして、ブログからの収益化を目指すのであれば、⑨ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)への登録も行いましょう。
これらの設定を最初に済ませておくことで、ブログ記事の執筆に集中でき、運営がより効率的になります。
①サイトのURLが正しく設定されているかを確認
まずは、最初にブログサイトのURLをご確認ください。
WordPressにログインすることができたら、そのブログのURLが設定している独自ドメインと一致しているかを確かめましょう。
エックスサーバーの初期ドメインである「xsrv.jp」にWordPressがインストールされていないかどうかを特に注意してください。
もしURLが間違っている場合、WordPressの設定を最初からやり直す必要があります。ブログの設定や記事執筆を始めてしまう前に、必ず正しいURLが適用されているかを確認することが重要です。
②SSL(HTTPS)を導入するための手順
WordPressブログのセキュリティを強化しよう。
あなたのWordPressブログのセキュリティを向上させるために、SSL(Secure Sockets Layer)を設定しましょう。
SSLとは何か?
SSLとは、インターネット上でやり取りされるデータを暗号化する技術のことです。この技術を利用することで、サイト訪問者との通信が安全に行われ、個人情報が漏えいするリスクを減らします。さらに、GoogleはSSLを導入しているサイトを優先して評価するため、SEO対策にも効果的です。
「http://」から「https://」への変更
SSLを導入するためには、ブログのURLを「http」と「https」に変更する必要があります。「http://」のURLで運営されているサイトは、Googleから安全性が低いと判断され、ユーザーに警告が表示されることがあります。
SSL設定の二箇所
SSLの設定はレンタルサーバーとWordPressの両方で行う必要があります。この説明ではエックスサーバーを使用した具体的な手順をご紹介します。
エックスサーバーでのSSL設定手順
- サーバーパネルにログイン
まず、エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。 - 「SSL設定」を選択
ドメインの項目から「SSL設定」を選びましょう。 - ドメインを選択
「独自SSL設定追加」のタブから、SSLを設定したいドメインを選びます。 - 確認画面へ進む
次に、「確認画面へ進む」をクリックします。 - 設定を確定
ドメインが正しいことを確認したら、「追加する」をクリックします。 - 反映を待つ
これで設定は完了です。SSLが反映されるまで約1時間程度かかります。
WordPressでのSSL設定手順
- 一般設定にアクセス
WordPressのダッシュボードの左メニューにある「設定」から「一般」をクリックします。 - URLを変更
「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の両方を「https://」に変更します。 - 変更を保存
画面最下部にある「変更を保存」をクリックします。
注意点
SSL設定は即時反映されるわけではなく、しばらく時間がかかりますので、一定時間経った後で反映を確認してください。また、WordPressでSSL設定を行うと、自動的にログアウトされますので、再度ログインし直してください。これでSSL設定が完了します。
③パーマリンクの設定方法
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、それぞれのページに固有のURLを付与することを指します。具体例として「https://独自ドメイン.com/example-page」の「example-page」がパーマリンクになります。
パーマリンクの設定手順
以下は、WordPressでパーマリンクを設定するための基本的なステップです:
- WordPress管理画面にログイン
最初に、WordPressの管理画面にログインします。 - 「ダッシュボード」で「設定」へ
管理画面の左側メニューから「設定」を選び、その中の「パーマリンク設定」をクリックします。 - パーマリンク構造の選択
パーマリンク設定画面で、これまでのパーマリンクの形を見直し、新たな構造を選びます。 - 「変更を保存」をクリック
最後に、「変更を保存」をクリックして設定を確定します。
パーマリンクの重要性と選定ポイント
一度設定したパーマリンクは基本的に変更しません。これは、検索エンジンが新しいパーマリンクを適切に評価できず、SEO効果が損なわれる可能性があるためです。
パーマリンクには明確な決め方はありませんが、次の4つのポイントを押さえて選定するのがおすすめです:
- シンプルにする
- 短くまとめる
- ユーザーが認識しやすい形式にする
- サイトの内容に関連したキーワードを含む
上述のポイントを守れば、記事の管理がしやすくなり、ユーザーにも優しいURLが作成できます。
迷ったら
選び方に迷った場合は、「カスタム構造」で「投稿名(%postname%)」を選択するのが無難です。これにより、投稿のタイトルがそのままパーマリンクになるため、わかりやすくなります。
パーマリンクの設定は一見して細かな作業に思えるかもしれませんが、SEOやユーザー体験に大きな影響を与えるため、慎重に設定することが大切です。
④ブログタイトルの決め方と設定方法
ブログを始める際、サイトの第一印象を左右するタイトルは非常に重要です。この記事では、エックスサーバーでWordPressをインストールした後に、プロフェッショナルで魅力的なブログタイトルを簡単に設定する手順をご紹介します。
ブログタイトルの変更手順:
- WordPress管理画面にログイン:
まず、あなたのWordPressサイトにログインします。 - ダッシュボードから設定を選択:
ログイン後、左側のメニューから「ダッシュボード」をクリックし、「設定」を選びます。 - サイトタイトルを入力:
「一般設定」画面が表示されますので、「サイトタイトル」のフィールドに新しいタイトルを入力します。 - 変更を保存:
入力が完了したら、「変更を保存」をクリックしてタイトルの設定を完了します。
キャッチフレーズの設定も忘れずに
タイトルを変更する際に、キャッチフレーズ(サブタイトル)も一緒に設定すると、ブログ全体の印象がより一層良くなります。デフォルトのテキストでは初心者っぽさが残ってしまうため、ブログの内容やテーマにマッチしたキャッチフレーズを考えましょう。
ブログの成功にはプロフィールの設定が鍵となります。運営者の雰囲気を伝えるためには、詳細なプロフィールが重要です。
プロフィール設定
まず、WordPressのダッシュボードの左側メニューから「ユーザー」を選択してください。次に「プロフィール」をクリックします。ここでは、ニックネームや自己紹介などの情報を入力します。さらに、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSアカウントのURLも掲載することができます。これにより、読者があなたをより深く知ることができ、信頼感が生まれます。
ブログの成長には、魅力的なタイトルとキャッチフレーズそしてプロフィールが欠かせません。手順通りに設定を行うことで、よりプロフェッショナルで訪問者に強い印象を与えるサイトを作り上げることができます。最適なタイトルとキャッチフレーズ、プロフィールを設定し、成功するブログ運営をスタートさせましょう。
⑤WordPressテーマを選び方:デザインと機能を最適化するために
ブログの見た目や使いやすさに大きく影響を与えるWordPressテーマ選びは、サイト運営の初期段階で重要なステップです。多岐にわたるテーマの中から最適なものを選ぶには、まずは有料テーマと無料テーマの特徴を理解することが肝要です。
たしかに、ブログを始めたばかりの人には無料テーマが手軽に感じられるかもしれません。しかし、効率よくプロフェッショナルなブログを構築したいなら、初期投資として有料テーマを選ぶ価値があります。例えば、Swellはその代表で、スタイリッシュなデザインと高機能が魅力です。当サイトでも採用しているこのテーマは、多くのブロガーやアフィリエイターに愛用されています。
とはいえ、有料テーマにすぐに投資するのが難しい場合には、無料テーマのCocoonが強力な選択肢となります。Cocoonは豊富なカスタマイズオプションと優れた操作性を持つため、初心者でも簡単に魅力的なブログを作り上げることができます。
テーマを設定したら、運営者情報やお問い合わせページなどの固定ページを忘れずに作成しましょう。WordPressテーマには多くの場合、これらのページを簡単に設定できるテンプレートが含まれています。ブログの信頼性を高めるためにも、サイト名や運営者情報などをしっかりと記載した固定ページを公開してください。
このように、WordPressテーマの選び方一つでブログ運営の効率が大きく変わります。自分の目的や予算に応じて最適なテーマを選び、魅力的で機能的なサイトを構築しましょう。
下記の記事に、初めてのWordPressブログのテーマ選び方とポイントについて、解説しています。
⑥Googleアナリティクスの導入方法
Googleアナリティクスは、ウェブサイトのパフォーマンスを詳しく分析できる効果的な無料ツールです。
ウェブサイトを運営する際、アクセス解析は不可欠です。サイトの訪問者属性や閲覧行動を把握し、SEO対策を最適化することで、ページビューや売上の向上を目指しましょう。
さて、Googleアナリティクス(GA4)の設定手順を詳しく見ていきましょう。
- まず、Googleアナリティクスの公式サイトにアクセスし、Googleアカウントにログインします。
- 次に、「管理」タブをクリックし、「プロパティを作成」を選択します。
- プロパティ名を「ブログ名」とし、レポートのタイムゾーンを「日本」、通貨を「円」にそれぞれ設定します。
- ビジネス情報では「小規模」を選択し、利用目的として一番適している項目にチェックを入れます。
- 「データストリームを設定」する画面では「ウェブ」を選びます。
- 導入するブログのURLとブログ名を入力し、「ストリームを作成」をクリックします。
- 表示された「測定ID(G-XXXXXXXXXXXXX)」をコピーします。
これで、Googleアナリティクス側の設定は完了です。次に、WordPressでこの測定IDを設定します。
WordPressテーマによって測定IDの貼り付け箇所が異なりますので、それぞれの方法を確認しましょう。
・SWELLテーマの場合:
プラグイン「SEO SIMPLE PACK」をインストールし、該当の箇所に測定IDを貼り付けます。
・Cocoonテーマの場合:
「Cocoon設定」内の該当項目に測定IDを貼り付けます。
設定の詳細は、使用しているWordPressテーマの公式サイトで確認してください。
以上で、Googleアナリティクスの設定が完了し、サイトのアクセス解析がスタートします。これにより、訪問者のデータをもとに効果的な戦略を練ることが可能になります。
⑦Googleサーチコンソールの導入と活用方法
Googleサーチコンソールを利用する意義
Webサイトの運営には、ユーザーがサイトにアクセスする前に何を検索したのか、どのキーワードが多く使われているのかを理解することが非常に重要です。Googleサーチコンソールは、そのようなデータを提供してくれる頼もしいツールです。
GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの違い
Googleアナリティクスがユーザーがサイト内でどのように行動しているかを分析するのに対し、Googleサーチコンソールはユーザーがサイトに訪れる前段階のデータ—例えば検索クエリやクリック率—を把握するためのツールです。これにより、どのようなSEO対策が効果的かを見極めることができます。
Googleサーチコンソールの基本的な設定方法
サーチコンソールの設定はそれほど難しくありません。以下の手順を踏むことで簡単に設定できます。
- Googleサーチコンソールにアクセス: まず、Googleサーチコンソールのウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントにログインします。
- 新規プロパティの追加: サイトのトップ画面URLを「URLプレフィックス」に入力し、プロパティを追加します。
- 所有権の確認: 設定方法として「Googleアナリティクスとの連結」を選び、すでに設定済みのアナリティクスアカウントと連結します。
- 確認ボタンをクリック: 最後に、「確認」ボタンをクリックして設定を完了させます。
サーチコンソールとアナリティクスの併用によるサイト改善
サイトの分析に関しては、訪れる前の情報と訪れた後の両方を活用することが大切です。Googleサーチコンソールを使って検索行動のデータを収集し、Googleアナリティクスでサイト内の挙動を分析すると、全体の改善ポイントが見えてくるでしょう。この二つのツールを上手に活用することで、サイトのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
⑧プラグインのインストール
WordPressの機能を拡張するためのプラグイン
WordPressの利便性をさらに高めるために、プラグインの導入は欠かせません。プラグインは、追加の機能やセキュリティ強化など、様々な面でWordPressサイトをサポートする拡張ツールです。
世界中の開発者がユーザーのニーズに応じた多種多様なプラグインを制作しており、これらは簡単にインストールして使用することができます。
WordPressをインストールした後、まず初めに導入しておきたいプラグインとしては以下のものが挙げられます。
WordPress初心者がブログを開設する際に導入すべきプラグインは、ブログの機能を拡張し、より便利に、安全に運営するために役立ちます。以下に、特におすすめのプラグインを紹介します。
必須プラグイン
- Akismet Anti-Spam: スパムコメントを自動で検出し、削除してくれるプラグインです。WordPressをインストールすると自動でインストールされていますが、有効化が必要です。
- SiteGuard WP Plugin: 不正ログインを防ぎ、セキュリティを強化するプラグインです。ログインURLの変更、ログイン試行回数制限などの機能があります。
- EWWW Image Optimizer: 画像を自動で圧縮し、ウェブサイトの表示速度を改善するプラグインです。
- Google XML Sitemaps: サイトマップを自動生成し、Googleなどの検索エンジンにサイトの構造を伝えるプラグインです。SEO対策に効果的です。
- WP Multibyte Patch: WordPressの日本語環境を改善するプラグインです。文字化けなどを防ぎます。
おすすめのプラグイン
- Contact Form 7: お問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。
- Classic Editor: Gutenbergエディターではなく、従来のクラシックエディターを使いたい場合に導入するプラグインです。
- All In One SEO (AIOSEO): SEO対策をサポートするプラグインです。タイトル、メタディスクリプションの設定、SEO分析などができます。
- Jetpack: セキュリティ、パフォーマンス、マーケティングなどをサポートする多機能プラグインです。
- UpdraftPlus WordPress Backup Plugin: 定期的にバックアップを自動で作成し、万が一のトラブルに備えることができます。
注意点
・プラグインは多すぎるとサイトの表示速度が遅くなる可能性があります。本当に必要なものだけを厳選して導入しましょう。
・導入するテーマによって、プラグインの不具合が生じますのでテーマの公式サイトで確認しましょう。
これらのプラグインは、WordPress初心者にとって非常に役立つものです。導入することで、ブログ運営がよりスムーズに進み、安全に、そして効果的にブログを成長させることができるでしょう。
どのプラグインも、数多くのユーザーによって高く評価されており、セキュリティ向上やSEO対策に重要な役割を果たします。
ブログやウェブサイトのコンテンツ作成を始める前に、これらのプラグインを導入し初期設定を済ませることをお勧めします。
また、プラグインを選ぶ際には、更新頻度にも注意を払うことが重要です。スパム攻撃やその他のセキュリティリスクを回避するため、頻繁に更新されるプラグインを選択しましょう。
⑨ASPの登録とアフィリエイトの始め方
WordPressブログを使って収益を上げたいなら、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)への登録は避けて通れません。ASPは広告主とアフィリエイターをつなぐプラットフォームで、あなたがブログに掲載する広告を提供します。
広告バナーやリンクをブログに設置し、訪問者がそれをクリックして購入や申し込みが完了すると、一定の報酬が発生します。報酬は広告主との契約内容に基づき、成果に応じた金額が振り込まれます。
成功するには、読者目線でのコンテンツ作成が肝心です。自分が伝えたいことよりも、読者が知りたい情報をしっかりと提供しましょう。そのためには、読者のニーズや悩みに寄り添った記事を書くことが重要です。
数あるASPの中でも、信頼と実績を持つ「A8.net」がおすすめです。このASPは、アフィリエイトASP満足度ランキングで13年連続でNo.1を獲得しており、扱う広告案件の種類も豊富です。特に初心者向けに優しい設計がされているため、初めての方でも安心して始められます。
通常、ASPにブログやウェブサイトを登録する際には審査がありますが、A8.netの場合、審査が比較的通りやすいとされています。最低限10記事程度を書き溜めておけば、問題なく審査に通ることが多いです。
さらに、A8.netの魅力は登録が無料である点です。多くのユーザーが利用しており、質の高い広告案件も多数取り揃えています。この機会にA8.netに登録し、アフィリエイトの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
はじめてのWordPress導入ガイド
初心者でも簡単にWordPressを始めるためには、以下の手順に従うだけでOKです。順番通りに進めれば、面倒なこともなくスムーズにスタートできます。
- エックスサーバーの契約
最初にエックスサーバーを契約します。エックスサーバーは安定した性能とコストパフォーマンスが魅力です。公式サイトでプランを選び、申し込み手続きを進めましょう。 - 独自ドメインの取得
次に、自分のブログに適した独自ドメインを取得します。ユーザーが覚えやすく、あなたのブランドを象徴するドメイン名を選びましょう。エックスサーバーのサービス内からドメインを購入することも可能です。 - ドメインとサーバーを結びつける
取得した独自ドメインをサーバーに結びつけます。これはDNS設定を通じて行いますが、エックスサーバーの管理画面から簡単に設定できます。 - 簡単クイックインストールを活用
エックスサーバーには、WordPressを簡単にインストールできる「簡単クイックインストール」機能があります。これを利用することで、面倒な設定なしにWordPressをインストールできます。 - ブログのSSL化設定
ブログを安全に運営するために、SSL化を行います。エックスサーバーでは無料でSSL証明書を提供しているので、設定画面から有効化させましょう。 - WordPressにログイン
インストールが完了したら、WordPressにログインします。管理画面のURLとログイン情報はインストール時に保存しておきましょう。 - 管理画面からURLを変更
最後に、WordPressの管理画面からブログのURLを適切に設定します。これにより、SEO効果を高めることができます。
これで、WordPressの設定が完了しました。あなたのブログの運営を開始し、日々のコンテンツ作成に取りかかりましょう。
WordPress初心者さん向け!ブログ開設よくある疑問Q&A
WordPressでブログを始めたいけど、分からないことだらけ…そんなあなたのために、よくある疑問をまとめました!
- WordPressって無料ですか?
-
WordPressのソフトウェア自体は無料ですが、ブログを公開するためには、レンタルサーバーと独自ドメインの契約が必要です。これらには費用がかかりますが、月々1,000円程度から始められます。
- WordPress.comとWordPress.orgって何が違うの?
-
- WordPress.com: WordPressが用意してくれた場所でブログを書くことができます。無料で始められますが、できることに制限があります。
- WordPress.org: WordPressのソフトをダウンロードして、自分で借りた場所に設置してブログを書くことができます。自由度が高いですが、少しだけ準備が必要です。
- WordPress.orgでブログを始めるにはどうすればいいの?
-
- レンタルサーバーを借りる: ブログのデータを保存する場所です。エックスサーバーなどがおすすめです。
- 独自ドメインを取得する: ブログの住所となるものです。お名前.comなどで好きな文字列を選んで取得できます。
- WordPressをインストールする: レンタルサーバーの管理画面から簡単にインストールできます。
- テーマを選ぶ: ブログの見た目を決めるテンプレートです。無料のものから有料のものまでたくさんあります。
- レンタルサーバーってどこがいいの?
-
- エックスサーバー: WordPressに特化していて、初心者でも使いやすいです。
- ConoHa WING: 表示速度が速く、コスパが良いです。
- 独自ドメインってどこで取得すればいいの?
-
- お名前.com: ドメインの種類が豊富で、キャンペーンもよくやっています。
- ムームードメイン: かわいいキャラクターが特徴で、分かりやすいです。
- WordPressのインストールって難しそう…
-
最近のレンタルサーバーには、「WordPress簡単インストール」機能があるので、初心者でも安心です。管理画面から数クリックでインストールできます。
- テーマってどうやって選ぶの?
-
- 無料テーマ: 費用をかけずに始められますが、機能やデザインが限られる場合があります。
- 有料テーマ: 高機能でデザイン性が高いですが、費用がかかります。
- 記事の書き方が分からない…
-
WordPressの管理画面にログインして、「投稿」→「新規追加」から記事を書くことができます。
- ブログのデザインを変えたい!
-
WordPressの「外観」→「テーマ」からテーマを変更できます。テーマによっては、カスタマイズ機能を使って色やフォントなどを変更することもできます。
- セキュリティ対策はどうすればいいの?
-
- WordPress本体、テーマ、プラグインを常に最新の状態に保つ。
- 複雑なパスワードを設定する。
- セキュリティプラグインを導入する。
- 定期的にバックアップを取る。
- 困ったときは?
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- レンタルサーバーのサポートに問い合わせる。
- WordPressの公式フォーラムで質問する。
- インターネットで検索する。
いかがだったでしょうか?
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